調整療法とは|特定非営利活動法人 日本調整療法協会|宮城県仙台市|

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調整療法とは

調整療法とは

近年わが国では、様々なコンディショニング法や手技療法及びトレーニング法が普及し、各現場においても積極的に実施されています。高齢者においても、マシンや自体重を利用して様々な運動療法が導入され効果を上げています。

しかし、一方では画一化された方法論のみが一人歩きしているのも現状であります。カタログ化された方法論を対象者の身体特徴を無視したやりかたで指導した結果怪我を招いてしまう。 治療効果やパフォーマンスを引き上げるはずの指導や手技が、逆効果となっている場合も多いのです。

確かな理論のもと、また、対象者の身体の特徴のもとに指導・手技がなされなければ、それは単なる一か八かの賭けでしかないのです。 賭けと「感」は別物で、確かな根拠をもとに情報を的確に処理して「感」を働かせること、つまり指導対象となる方のうちに潜む動きを感じ取り、移入することが出来なければ、それは単なる賭けなのです。

調整療法では、その「感」を働かせ対象者の身体に委ねながら動きを引き出し、身体のコンディショニングを行うことを目的としております。 機能解剖学・運動生理学・バイオメカニクス・運動医学・リハビリテーションなどを基礎とし、各研究機関や医療現場・学校などの協力で考案された、「伝承」ともいえる運動・手技療法です。

調整療法の5つのバリュー

調整療法の5つのバリュー
基礎となる健康科学

活動内容

活動内容
整形外科(運動療法)・研究機関から生まれた手技
調整療法は健康科学を基礎として、医療現場や学校などの研究機関から発生し、今なお研究と進化を続けています。
その中の8つのテクニックは調整療法の基礎となる部分であり、徒手良能の領域に入ります。
また、アクティブに行う運動療法においても、そのフォームや組み合わせなどにより、障害やロコモティブシンドロームなどの改善に貢献いたします。
  • ○ 伸張法 : 筋肉や関節の拘縮を取り除き血行を改善し痛みを軽減
  • ○ 収縮法 : 筋力低下を改善し関節の安定性を図る
  • ○ 牽引法 : 関節を軽く牽引しその周囲筋を緩める
  • ○ 骨打法 : 触診できる骨を軽く叩き筋の収縮弛緩を促す
  • ○ 誘導法 : 各部位の動きを誘導し安全な関節運動を向上
  • ○ 圧迫法 : 筋肉や腱に圧を加え柔軟性や筋出力を向上
  • ○ 圧振法 : 筋や腱に圧を加えながら震わせ拘縮を取る
  • ○ 振旋法 : 関節に牽引・圧迫・螺旋の震動を加え稼動域を増加

調整療法の対象領域

調整療法の対象領域
各分野において効果を立証
  • 調整療法における効果は各分野において立証されています。
  • <整形外科:リハビリテーションにおける効果>
  • 靭帯・関節・腱・筋肉などの障害において鎮痛作用・可動域増大・筋力増強・術後の回復などに効果を発揮
  • <接骨院:施術治療における効果>
  • 急性期・亜急性期の障害の早期回復や、痛みによる筋力低下・拘縮などの改善に効果を発揮
  • <介護施設:機能回復訓練における効果>
  • 麻痺の回復・体力向上(車椅子→立上がり→歩行→日常生活復帰)などに効果を発揮
  • <アスリート:コンディショニングにおける効果>
  • スポーツの世界では、その種目に必要な体力要素の向上や身体活動の効率化、ウィークポイントの改善、静・動的アライメントの正常化の結果、競技能力向上に効果発揮
  • <フィットネスクラブ:パーソナル指導における効果>
  • パーソナルでのトレーニング指導において、安全にトレーニングを行うためのフォームの改善やストレッチ(アクティブ及びパッシブ)の精度を高め、トレーニング効果を十分に引き出す。

立証された各効果

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立証された各効果
現代社会においての調整療法士の役割は大きく、安全で質の高い技術とそれを裏付けする理論を持って、人間身体の活力を引き出し、介護・リハビリ・スポーツの現場などでの社会貢献を果たしてまいります。
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